令和4年第4回柏原市議会定例会が開催され、新たな議案や市政に関する一般質問が行われました。
本会議では、青谷運動場の売却について特に注目が集まりました。安田善昭総務部長が、売却価格が約6億6800万円であることを報告し、この資金は基金に積み立てられると述べました。この売却により、地域の活性化や市民サービスの向上に繋がることが期待されています。さらに、国土交通省による河川に関する改修工事が進む中、旧青谷運動場跡地の利用についても議論が行われ、地域の憩いの場としての活用が模索されています。
また、新たに施行予定の柏原市個人情報の保護に関する法律施行条例について、安田総務部長が条例制定の経緯と意義を強調しました。これは、個人情報の適切な取り扱いを義務付けるもので、今後の運用が注目されています。
さらに、上下水道部からも業務の運営戦略について説明がありました。瀬田友之上下水道部長が、経営の効率化や今後の取り組みについて紹介し、地域の水道料金を抑制するための統合が進められることが発表されました。
教育分野では、中平好美教育監がICT化推進の現状を報告。GIGAスクール構想により、児童生徒へ1人1台のタブレット端末が配布されており、教育の質向上が期待されています。その一方で、タブレット端末に関する故障や運用状況の問題が指摘されました。