令和元年9月第4回真庭市議会定例会が、9月26日に開催されました。本会議では、議案及び陳情についての審議が行われ、その結果が可決されました。
初めに、議案第78号から第80号にかけての令和元年度の補正予算について審議されました。これには真庭市一般会計の補正予算、第79号は介護保険特別会計、第80号は国民健康保険湯原温泉病院事業会計に関するもので、各議案は原案の通り可決となりました。
続いて発議第3号として、新たな過疎対策法の制定を求める意見書が提出され、全ての議員の賛成によりこの発議も可決されました。これは、過疎地域の自立促進に向けた措置を検討するものであり、地域の活力向上を目指しています。提出者の原秀樹氏(真庭市議会総務常任委員会委員長)は、地域の活力を保つための必要な法案の重要性を強調しました。
さらに、自立支援医療と心身障害者医療の制度改善に関する意見書が提出され、精神障がい者への支援を充実させるものとしても支持されました。これは、障がい者種別にかかわらず、平等に医療支援を受けられる環境を整備することを目的としています。
これらの議論を通じて、出席議員からは地域が直面している課題に対する具体的な提案や要望がなされました。特に、過疎地域の存在意義と住民の生活の保障が重要なテーマとして浮かび上がりました。議会はこれらの意見を受けて、今後の施策に反映させていく方針を表明しています。
最後に、全ての案件が審議され、閉会となります。市長の挨拶では、議会の協力に感謝が述べられ、今後の市政運営に生かしていく姿勢が示されました。