令和5年度第1回九重町議会定例会が、3月1日に開始された。
町長の日野 康志氏は、施政方針や教育行政基本方針について説明を行った。計画には、地域の図支援施策や災害復旧に向けた財源確保や体制強化が含まれる。また、基本計画として掲げられた「未来へつなごう!豊かなこころと癒やしの自然」は、地域共生社会の実現に向けた具体的な施策に繋がる重要なテーマであると述べた。
日野氏は、国の経済プロセスがウィズコロナの中で変化していることを触れ、ウクライナ情勢や物価上昇といった外的リスクに対して細心の注意を払う必要があると強調した。新型コロナウイルスや社会変化に対応すべく、住民との協働を進め、特に子育て世帯への支援を続けることの重要性が挙げられた。
教育行政基本方針では、地域に開かれた教育を実現するための施策が紹介され、地域のコミュニティを育む重要性が段階的に示された。今永 裕康教育長職務代理は、地域の需要に沿った質の高い教育を提供する意義を強調した。また、各議案の上程が行われ、令和4年度補正予算案や令和5年度予算案が提案された。
町長は最後に、町民が夢と希望を持てる九重町づくりを進める姿勢を表明し、議員に協力を求めた。その後、議案の審議は次回の会議に持ち越される予定であるため、次の議会が注視される。