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大村市、一般会計補正予算7億超を可決 環境センター火災の影響支援

大村市が令和3年度一般会計補正予算を可決。環境センター火災復旧に6億4千万円を計上し、経済建設事業も進行中。
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令和3年6月の定例会において、大村市の一般会計補正予算が話し合われた。

特に注目を集めたのは、環境センターで発生した火災に関連した復旧工事の予算であり、約6億4,000万円が計上されている。この金額は、モーターボート競走事業収益基金からの補填によって賄われる予定だ。

市民環境部長の杉野幸夫氏は補正予算に対し、「火災事故や経済対策に備え、財政調整基金を利用する必要性についても議会に相談していきたい」と述べ、資金運用方針について説明した。

一方、総額は448億1,208万円に達し、歳入歳出それぞれが合計7億2,474万円の増加を見込んでいる。委員会での審査の結果、全会一致で原案が可決された。委員長の野島進吾氏は、「財政調整基金の安定が重要である」と強調し、今後の活動に家具投資が不可欠と指摘した。

更に、よし川の都市基盤河川改修事業についても報告がなされた。この事業は、近年の自然災害に対応するため、河川を整備する計画である。経済建設委員長の高濱広司氏は、「今年度はJR橋の架け替え工事などに着手し、全面的な工事は令和10年度に完了する見込みだ」と説明した。さらに、水生生物の生息環境を創出する取り組みも行われる予定である。

本会議は11日に開かれ、午前10時に議事がスタートした。議長の村崎浩史氏は、「本日は全ての議題を終了する」と語り、定例会の効率的な進行に成果を上げたことが伺える。社会状況を踏まえた大村市の自治体運営が今後も注目される。

議会開催日
議会名令和3年6月定例会(第3回)
議事録
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