令和3年第2回大村市議会臨時会が開催され、議長及び副議長の交替が行われた。特に新たに議長に選任された村崎浩史議員は、議会運営の透明性と市民の声を重視する旨を強調した。
この日の会議では、議長の伊川京子議員が辞職を申請し、副議長の城幸太郎議員も辞職した。そのため、議長と副議長の選挙が行われ、新たに村崎浩史議員が議長、朝長英美議員が副議長に選出された。村崎議長は、議会運営において"市民の期待に応えられるチームとなるよう、協調と緊張の2つの軸を持って臨む"と述べた。
また、出席者は議事により、議会運営委員会及び常任委員会の委員も選任された。各委員会の役員は次の通りだ。総務委員会委員長には野島進吾議員、副委員長には永山真美議員がそれぞれ選任された。厚生文教委員会では水上享議員が委員長、山口弘宣議員が副委員長、経済建設委員会では高濱広司議員が委員長、松尾祥秀議員が副委員長に選ばれた。議会運営委員会の委員長には山北正久議員、副委員長には中崎秀紀議員が就任した。
重要な議案として、監査委員の選任が提案され、この選任に際しては田中博文議員が新たに選任された。これに対する質疑はなく、これに通じて議案は原案通り決定された。さらに、県央地域広域市町村圏組合議会議員の選挙および長崎県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙も行われ、各候補者が選ばれた。明確な選挙は市議会の良好な運営に寄与するものと期待される。
この臨時会では、全ての議題が円滑に進められ、議事の最終報告がなされた後、無事に閉会を迎えた。議会運営の新たな一歩が踏み出され、市民ニーズに応えた活動が今後も強化されることを願う。