令和5年12月、小諸市議会定例会が始まり、市長小泉俊博氏が重要なトピックをいくつか報告した。
この定例会では、小諸本陣主屋のグランドオープンが行われ、地域のブランド力向上策が紹介された。小泉市長は、「小諸本陣主屋は、地域の歴史を大切にしながら、新たな観光スポットとして期待されている」と述べ、地域に根ざしたビジネスとのコラボレーションを強調した。
次に、紅葉まつりについて報告があった。11月21日から19日まで開催されたこのイベントには約5万人が来場し、前年比で約7%の減少を記録した。小泉市長は、「団体客は戻りつつあるが、個人の来園者が減少した」と分析した。
さらに、利用促進イベントとして小諸市児童遊園地での感謝祭が11月25日と26日に実施されることが確認された。このイベントでは、遊具が乗り放題のパスポートが500円で販売され、地元食材を用いたフードコーナーも用意される予定だ。
また、会期中に審議される議案の一つとして、令和5年度小諸市一般会計補正予算(第7号)も取り上げられた。総務部長の柳澤学氏は、補正の目的は「市の整備計画や地域振興に資するものである」と説明した。
最後に、今後の事業のスムーズな運営を可能にするため、進行中の議案や新規の提案について議会での審議をお願いした。議会は28日間の会期を設け、各種案件について充実した討論を行う予定である。