令和6年3月1日、茅野市議会の定例会が開催された。本日は様々な議案が審議され、各議員が意見を述べた。
総務部長の有賀淳一氏は、令和6年度の茅野市一般会計予算に関する資料に誤りがあったことを報告。地方債に関する調書の訂正を求め、正誤表を配布した。
質疑の中で、議案第2号の永明中学校解体工事の契約について、進行が順調であるとの説明があった。議案第3号の市道路線認定についても、問題は生じていないことが確認された。
議案第8号、茅野市白樺湖温泉総合施設条例廃止の件については、望月克治議員からの指摘があった。すずらんの湯の家賃未払いについて質問し、産業経済部長の柳沢正広氏は、廃止によって債権が消滅することはないと答えた。
また、議案第12号については、督促手数料廃止による減収見込みが述べられ、総務部長は新たな収入手段を強化することを強調した。具体的には、QRコードを用いた共通納税、差押えの強化等の取り組みで、次年度の収納率向上を目指すとしている。
議案第18号では、国民健康保険税に関する改正が提案され、健康福祉部長の平澤精一氏は、見込みで6000万円の増収が期待できるとの見解を示した。これにより、透明性と公平性が向上することへの期待が寄せられている。
最後に、議長の矢島正恒氏は本日の議事を一旦終了し、次回の会議に向けての準備を進めるよう指示した。議員たちは活発な活動を継続すると共に、監視・改善の必要性を改めて確認した。