令和3年9月6日に茅野市議会の定例会が開催された。
議会運営委員長の野沢明夫氏は、集中豪雨による宮川地区の大規模災害について報告した。住宅の床下浸水や住民避難が発生し、市は災害対策本部を立ち上げている。理事者と職員が被害の把握に取り組む中、議会対応の困難さが指摘された。
さらに、議会運営委員会は、災害の影響を考慮し会期の延長を提案した。日程変更はおおむね1週間の延長を見込んでおり、これに対し議会は異議を唱えなかった。議長の樋口敏之氏は、委員長の報告を認め、会議を延会とすることを確認した。
今回の豪雨災害は、近年にない重大な影響を市にもたらしている。議会は、災害関連の予算を速やかに審議し、復興に向けた協力を強調した。野沢氏は、議会として一丸となって対応することの重要性を訴えた。
最後に、議長は出席した議員への感謝を述べ、本日の会議を散会とした。出席議員は17名、欠席は伊藤玲子氏のみであった。議会は、今後の復興に向けた動きに注目している。