令和5年3月、茅野市議会において主要な議題として、ビーナチャンネルの運営や市内道路の渋滞対策、インバウンド事業の取組、そして公共交通の再編が議論された。
市長の今井敦氏は、ビーナチャンネルについて、地域情報発信の重要性を強調した。現在、ビーナチャンネルは令和6年度に向けて放送機器の更新が必要とされ、効率的な運用に向けた検討を進めている。
続いて矢島正恒議員は市民生活に影響を及ぼす市内道路の渋滞対策について質問。特に、渋滞緩和策として従来の道路整備ではなく、国道152号や幹線道路の有効活用を提案した。市長は、特に朝夕の通勤時間帯における渋滞の実態と、運営の改善点を認識しており、今後の取り組みへの意欲を示した。
また、両角実晃議員が進めているインバウンド事業では、外国人観光客の誘致が重要視され、特にアジア諸国や欧米へのプロモーション活動が成果を上げつつある。市が各国の文化や観光ニーズを理解することが鍵だとされている。
竹内巧議員は公共施設の再編について質疑し、特に運動公園の維持管理が財政的に厳しいことを指摘した。市はこの問題に関連して、長寿命化や効率的な運営手法の導入を図っていることを説明した。