令和5年度茅野市議会の定例会が開催され、重要な議案が処理される運びとなった。
本日、主要な議題の一つは令和5年度茅野市一般会計補正予算(第2号)の撤回に関するものである。総務部長の有賀淳一氏は、撤回の理由として、6月2日に発生した大雨による災害復旧事業に係る補正予算が必要であると述べた。議会はこの撤回を承認し、その後、議案の質疑および委員会付託に進んだ。
続いて、議案第31号については永明小中学校校舎の建設工事の変更請負契約が審議された。この提案は総務環境委員会付託となり、質疑の際には特に異議が唱えられなかった。
次に議案の中には市道路線廃止に関する数件が含まれており、経済建設委員会への付託が決定された。議長の矢島正恒氏が各議案について進行役を務め、特に議案第36号に関しては廃棄物処理及び清掃に関する条例の一部改正が提案された。質疑はなく、スムーズに委員会付託が行われた。
議案第38号と第39号は、近年の大雨に起因する災害復旧の必要性に基づき、令和5年度一般会計補正予算を提案した。有賀氏は追加提案の理由として、災害による市の広範囲にわたる影響について詳細を述べた。補正予算第2号では、歳入歳出それぞれに約1億4680万円を追加し、各事業に必要な予算を計上した。これに対し、議会は即決を行い承認された。
その後の議案第39号も大雨による災害復旧に関わる内容であったが、こちらは予算決算委員会に付託された。質疑なしで議事は進められ、蔵が充実した内容になったことが特筆される。