令和4年3月定例会が茅野市議会で開催され、様々な議案が上程された。
特に「御柱祭と行政の関わりについて」の質問が目を引いた。議員の野沢明夫氏は、「上社御柱祭の安全対策をどのように進めているのか」と問うた。これに対し市長の今井敦氏は、安心して祭りが行えるよう、関係各所との連携を強化すると述べた。さらに、消防課長も「消防団との適切な連携が不可欠である」と強調した。
次に「地域創生・地域活性化の施策について」も重要な議題だった。議員の吉田基之氏が問い、「第2次茅野市地域創生総合戦略の中での進展をどのように評価しているのか」と市長に質問した。市長は、地域活性化のためさまざまな施策が進んでいるとし、新年度でも重点施策に取り組む方針を示した。
「次世代に向けた新年度予算が目指すまちづくりについて」も注目された。矢島正恒氏は観光振興とまちづくりの統合的なアプローチの重要性を指摘。市長は、「脱炭素社会をにらみながら、ゼロカーボン推進室の設立に向けて取り組む」と応じた。
また、「アフターコロナに向けた観光振興について」も重要なテーマであり、両角実晃氏が地域の観光施策の再考について質問。市長は新型コロナウイルス後の観光施策を強化する必要性を強調し、コミュニティとの協力が重要であると述べた。