令和元年茅野市議会第1回臨時会が、5月14日午前10時に開会した。この臨時会では、議長と副議長の選挙が行われるほか、常任委員会及び議会運営委員会の委員選任が議題となった。
議長の選挙においては、出席議員18名による投票の結果、野沢明夫議員が選出され、就任の挨拶で「市民ファーストの施策実現を目指す」と強調した。一方、副議長には伊藤勝議員が選任され、議会全体の調和が図られる姿勢を示した。
会期はこの日1日限定と設定され、午前中には人事案件が集中して処理された。市長の今井敦氏は新議会のスタートに際し、議会との連携を深める意向を示し、議員の当選を祝うと共に期待の言葉を贈った。
議案の中には、茅野市監査委員の選任同意があり、それに関してすでに指名された長田近夫議員が承認された。選任にあたっては十分な質疑があり、最終的には全会一致で決定される運びとなった。
議会では、提案された多くの一部事務組合における議員選考についても同様に議論され、選任の方法が定められ、無事に遂行された様子が伺えた。
臨時会の閉会に当たり、今井市長は「茅野市のさらなる発展のため、議会と行政が車の両輪として力を合わせたい」と述べ、議員の健勝と活躍を祈念した。新たな市政運営に向けた期待と共に、この臨時会が終結した。