令和4年2月2日、茅野市議会第1回臨時会が開催された。
本会議では、令和3年度永明小中学校校舎建設に関する3件の請負契約についての審議が行われた。
議案は全て原案通り可決され、工事の実行に向けて新たな一歩を踏み出すこととなる。
市長の今井敦氏は、議会の開会に際して、まず入札に関する事務処理におけるミスを謝罪した。具体的には、「永明小中学校校舎建設工事の入札事務処理のミスにより、不便をおかけしました」と説明した。
今後は二重、三重のチェック体制の強化を図ると強調した。
議案第1号は、永明小中学校校舎建設建築主体工事の請負契約についてで、契約金額は36億2,450万円である。
契約先は長野県茅野市のカネトモ・田村建設特定建設工事共同企業体で、工期は令和4年2月から令和5年12月28日までと定められている。
議案第2号の機械設備工事が約5億2,086万1,000円、議案第3号の電気設備工事も約5億2,580万円であり、いずれの工事も新しい校舎の確保に向けた重要な取り組みである。
総務環境委員長の小尾一郎議員は、これらの議案につき、入札結果や契約金額について質疑を受けた際、適正な契約であると認識されると答え、全会一致で可決すべきとの意見を示した。