令和3年5月12日、茅野市議会第1回臨時会が開催された。この会議では、新たな議長と副議長の選出が行われるとともに、茅野市監査委員選任についての議案が付議された。
開会に際し、野沢明夫議員が議長を辞職する意向を表明し、直ちに後任の選挙へと進む。
副議長の伊藤勝議員も辞職し、新たに松山孝志議員が副議長に選出されることが決定した。
議長に選ばれた樋口敏之議員は、就任挨拶にて中立公平な議会運営を約束し、議会の課題についても言及した。「議会は市長と共に、市民の声を市政に反映するため、信頼関係を構築する必要がある」と強調した。
この臨時会では人事案件、特に新たな監査委員として伊藤玲子議員の選任が承認された。これについて市長の今井敦氏は、前任の長田近夫氏に感謝を表明し、「新型コロナウイルス感染症の影響を受けている中で、監査の重要性が増している」と述べた。
市長は、現在の状況についても言及。市内での感染拡大を受け、「市民の皆さんには感染防止対策をお願いしたい」と述べ、冷静な行動を呼びかけた。
会議は全ての議事日程を終了し、伊藤玲子議員の監査委員選任が決定。市長の閉会挨拶で、この臨時会は終わりを迎え、「議決機関と執行機関が共に努力し、茅野市の発展に寄与することが重要である」と締めくくられた。