令和元年7月16日、茅野市議会第2回臨時会が開かれた。
本会議では、茅野市副市長及び固定資産評価員の人事案件が議題となった。
市長の今井敦氏は、まず議案第10号の説明を行い、現副市長の樋口尚宏氏が任期満了により退任する旨を伝えた。
新たな副市長として、北山地区コミュニティセンター所長の柿澤圭一氏を選任することを提案した。
柿澤氏は茅野市職員として36年間の経験を持ち、期待が寄せられている。
樋口条例は、平成27年から副市長に就任し、市政の発展に貢献してきた。
その任期は1期4年であったが、樋口氏は後進に道を譲りたい意向を示し、退任することとなった。
議案第11号についても同様に説明があり、樋口氏が辞任したことにより、柿澤氏を固定資産評価員に選任する同意を求めた。
両案については、十分な議論がなく即決で承認された。
市長は、樋口氏の退任に際し感謝の意を表し、彼が市政に尽力してきたことを称賛した。
樋口氏は41年間の公務員生活を経ての退任で、地域のために今後も努力する意向が示された。
今井市長は、今後も市民同士の一定の連携を制約する中で、災害に備える取り組みが必要であると強調した。
地域社会が共助し合うことが求められており、今後も支え合いのまちづくりを進める必要があるとの認識を示した。
この臨時会は1日のみの会期であったが、重要な人事案件が迅速に決定され、議会全体の効率的な運営が印象付けられた。
議会の閉会前には、議長からも樋口氏への感謝の言葉があった。
今後の茅野市議会や市民の活躍に期待が寄せられる。