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与謝野町、令和3年度一般会計補正予算を可決

与謝野町議会は9月15日に令和3年度一般会計補正予算を可決。指定管理料に関する議論が注目される。
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9月15日に開催された与謝野町議会定例会では、令和3年度一般会計補正予算を中心とした協議が行われた。特に、補正予算の中で提案されたクアハウス岩滝の指定管理料に関する議論が注目を集めた。

大きな論点の一つが、集毛器の清掃業務の位置付けであった。高岡伸明議員は、この業務が清掃業務の一環として含まれるべきだと指摘。これに対し、企画財政課長の小池大介氏は「清掃仕様書には具体的な清掃業務が明記されておらず、指定管理者自体もこの業務を認識していなかった」と説明した。

副町長の和田茂氏もこの電化の契約に基づく業務からの清掃負担が発覚したと認め、今後はこの業務について再協議し、業務仕様の見直しを進める必要があるとの認識を示した。

また、新型コロナウイルス対策についても、4000万円以上の厳しい財政事情が報告された。今井浩介議員は、町の予算編成における計画性の欠如を批判。町長の山添藤真氏は、当初予算の審議と実行について反省し、今後の改善に向け努力する意向を示した。

今後、与謝野町では、財源不足に苦しむ中で、どのようにすれば効率的な予算の執行ができるかが問われることになりそうだ。最終的に令和3年度与謝野町一般会計補正予算は可決されたが、町が抱える財政問題は依然として根深い課題となっている。

議会開催日
議会名令和3年9月与謝野町議会定例会
議事録
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