与謝野町議会は令和5年12月に実施された定例会で、一般会計の補正予算を2800万円の追加提案で可決した。この補正予算は、主に各種運営施設の機能維持に向けた内容であり、議会内では各議員から様々な意見が上がった。
特に目を引いたのは、リフレかやの里管理運営事業に携わる外部アドバイザーに関連する議論である。業務スキームは今後の10年間にわたって運営されるもので、その実行に伴うリスクを明確にしなければならないとの意見が強調された。業者選定においては、思いだけではなく専門的なバックグラウンドの有無を重要視する必要があるという見解が示された。
農林環境課では、蛇谷浚渫工事について、浚渫価格の高騰を背景に来年度に先送りとし、引き続き資源管理の観点から補助金の取り扱いを継続する方針であることも報告された。特に太陽光エネルギー利活用の補助金が現在のピークを兼ねて減少している中で、リサイクル案件への言及も増えているため、対策を検討する必要があるとした。