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与謝野町議会、令和6年度予算案や交通施策を審議

令和6年3月22日に与謝野町議会が開催され、一般会計予算や地籍調査、ふるさと納税等が議論された。
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与謝野町議会の定例会が令和6年3月22日に開催された。主な議題として、令和6年度の一般会計予算や地籍調査、ふるさと納税、町営住宅の維持管理が挙げられた。

まず、令和6年度与謝野町一般会計予算について、質疑が行われた。9番の河邉新太郎議員は、地籍調査の進捗に関して質問した。柴山建設課長は、現在、地籍調査が7地区中4地区完了し、残りの地区についても進行中であると答えた。また、調査が進まない理由として、合併前に確定できなかった境界の問題や、所有者の変更が影響を及ぼしていると説明した。

次に、河邉議員はふるさと納税について言及した。与謝野町では、予算として5,604万円を計上し、町一丸となって1億円を目指す施策を展開する方針が示された。山口企画財政課長は、返礼品の拡充やプロモーション活動を強化すると述べた。しかし、河邉議員は、他の市町に対抗するためにはさらなる努力が必要であると指摘した。

さらに、町営住宅の現状についても質問があり、柴山建設課長は現在286戸を管理し、空き家は103戸だと回答した。しかし、乏しい募集状況に対しては、制度上の制約が影響しているとし、今後の検討が必要であると強調した。

また、路線バスの運行についても質疑が行われた。運転手不足が問題視され、町としての対応が求められた。地域公共交通会議での説明をもとに、町長が再考を求めたことが伝えられた。

最後に、与謝野駅周辺の再開発について、地域おこし協力隊の取り組みが紹介された。駅の100周年を祝うイベントが計画され、地域との連携が重要視されるとのこと。地域との関係構築が優秀な人材を引き寄せる鍵であることが強調された。

いずれにせよ、町は住民サービスの向上に向けた施策を進めている。次回の議会は3月25日に再開される予定である。

議会開催日
議会名令和6年3月与謝野町議会定例会
議事録
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