令和5年3月、与謝野町議会が開催され、議員たちは重要な議題を取り扱った。特に、町長は子ども・子育て支援環境の充実について強調し、病児病後児保育所やキッズステーションの設置状況について報告した。これまでの登録者数は、町が98名とされ、利用者数が13名であった。日常的に使用されない背景には、在宅での療養が選ばれることが多く、自宅でのケアが優先されている観点があるとされている。
また、野田川地域のこども園については、公共施設等マネジメント推進委員会での議論が継続中であることを町長が述べた。議員からは早期に方向性を示す必要があるとの意見が寄せられた。さらに、給食センターの建て替えについても言及され、衛生管理基準への適合が求められている現状を踏まえ、総事業費が20億円を超えることが確認された。町としては、迅速な対応が必要とされている。
次いで、京都府との連携についても質問があり、町長は、府との関係強化の重要性を述べ、特に子育て支援における協力を促進することを約束した。具体的には、京都府が進める施策、また国との政策連携も視野に入れた形で展開する意向である。
最後に、町独自での子育て支援策についても意見が交わされ、住民からの声を大切にし、効率的な支援体制を築くことが求められた。特に、移住者が町の支援策に期待を寄せていることを鑑みれば、地域全体で子育て支援を推進するための取り組みの重要性は高い。