令和4年11月7日、与謝野町議会では臨時会が開かれ、主要議案として令和4年度一般会計補正予算が提案された。
議長の宮崎有平氏は、出席議員が全員であることを確認し、開会を宣言した。
この臨時会では、会期の決定と共に、議案第88号の令和4年度与謝野町一般会計補正予算が議題に上がった。特に重要な内容があるため、関係者からの詳細な説明が求められた。
山添藤真町長は、補正予算の提案理由を説明した。新型コロナウイルスの影響や物価高騰に直面する住民や事業者への支援策として、約2億5,911万円の追加を予定しており、補正後の総予算は約121億円に達する見込みである。町長は、これにより、エネルギーや食料品の価格高騰に苦しむ世帯に寄り添った支援が実施されることを強調した。
具体的な内容としては、住民税非課税世帯に5万円を給付する制度や、子育て世帯に対する学校給食費の負担軽減策が挙げられる。特に水道料金の減免については、月500円の基本料金減免に加え、3か月の減免を検討中であり、これにより負担軽減が期待される。
また、議会では運行支援策として、京都丹後鉄道への燃料費補助も決議され、地域の交通網の安定化が図られる。
この日の会議では、会期を11月8日までの2日間と定め、全議題が審議される予定となっており、今後の活動が注目されている。議長は、今後の議会への参加を呼びかけ、会議を散会にした。
次回は、11月8日の午後1時30分から開催されることが告知され、議員全員が協力して進める姿勢が示された。