令和3年12月8日、与謝野町議会の定例会が開催された。
本日は、一般質問が行われている。
最初の質問は、山崎良磨議員が産業振興施策について提起した。
山崎議員は、山添町政の8年間にわたる施策の結果を、町民に分かりやすく開示する必要があると強調した。
特に、費用対効果と雇用の側面での実績を求めていた。
さらに、移住定住施策についても触れ、民間企業による相談窓口業務の内容とその費用対効果について質問した。
山添町長は、産業振興施策に関連する取り組みを説明した。
具体的には、与謝野ブランド戦略や地域循環型経済として数々の施策の実施を挙げた。
雇用の創出、企業誘致活動についても言及し、新たに6つの産業施策に力を入れていると述べた。
続いて、新型コロナウイルス検査キットの配布問題について、高岡伸明議員の質問が行われた。
高岡議員は、町が配布した検査キットが国の承認を受けていないことが指摘された。
町長は、検査キット配布の理由を説明し、結果の信用度に関する懸念に対して、注意書きや口頭での説明を行ったと主張した。
一方、この検査キットが本来の目的である確定診断や医療行為に向けられたものでないため、不安の声も多い。
町と府の指導を受け、一時的に配布を控える判断に至ったが、的確な情報提供が必要との意見がある。
今後の議論は、行政の透明性や地域住民の信頼を高めるために重要だ。
山添町長は、これらの施策を通じて地域活性化を目指すとしており、住民とともに連携しながら進めていく必要性を認識していると述べた。
今後も、与謝野町は雇用の確保と地域振興を一層強化していく方針を示している。