令和元年7月16日に開催された与謝野町議会の臨時会では、様々な議案が審議された。
主な焦点となったのは、旧加悦町役場庁舎の保存活用改修建築工事請負契約についてである。今回は、山添藤真町長による提案があり、旧加悦町役場庁舎の適切な保存と利活用を目的とした改修工事が進められることが発表された。契約相手は宋徳建設株式会社で、契約金額は6,776万円。工期は令和2年3月31日までとなる。
また、クアハウス岩滝に関する一連の改修工事も重要な議題として取り上げられた。改修工事にあたっては、建築、電気、機械設備工事の3つに分けて分離発注される形式が取られ、契約がすでに結ばれている。特に、クアハウス岩滝の改修に伴う工事費は、建築工事が2億3千万円、電気設備工事が4,774万円、機械設備工事が1億549万円である。
さらに、与謝野町立の各小学校の空調設備の改修工事についても審議された。加悦・三河内小学校の空調設備等改修工事は5,135万円、市場・山田小学校でも同様の目的のために、それぞれ約5,522万円の予算が承認された。
最後に、池ヶ成線の復旧工事や、新たにスクールバスを取得するための予算も審議された。山添町長は、スクールバスの取得が児童の通学の安全を確保するための重要な施策であると述べ、4台のバス購入案が可決された。
このように、与謝野町の臨時会では、地域のインフラ整備や教育環境の整備に関する多くの重要な提案が承認され、議会の機能が一層強化されることが期待される。