令和3年3月26日に与謝野町議会で、予算案が審議されました。
出席した議員たちは、令和3年度の与謝野町一般会計予算についてさまざまな質疑を行った後、修正案を可決しました。
予算全体の歳入は約121億1,000万円で、コロナ対策事業などが含まれています。議員からは、具体的な事業内容について十分な説明がないとの指摘がありました。例えば、浪江秀明議員は、実質公債費比率が17.3%と危険水域に近付いている状況に触れ、今後の対策を問いました。
山添藤真町長は、予算編成にあたり起債の発行上限を14億円に設定し、財政健全化に努める考えを示しました。特に、財政運営において、従来の事業を見直し、優先順位をつける必要があると強調しました。
また、東京や京都府との連携の重要性が指摘され、地域振興施策についても審議されました。家城功議員は、織物振興対策の必要性とその具体的な計画を求めており、企業と大学との連携についても意見が交わされました。全般的に、議員の質疑を通じて明確な方向性の提示が求められています。
これらの質疑が進む中で、与謝野町の未来を期待する声もありました。町民と議会が共に歩む町づくりに向けて、山添町長は今後のプランを計画し、実行していく必要があると述べました。