令和2年3月24日に開催された与謝野町議会では、包括的な新年度予算の審議が行われた。
議会では、特に新型コロナウイルス感染症対策についての重要性が強調された。
山添藤真町長は、町内でも小中学校の臨時休業やイベントの中止・縮小に取り組んでいることを報告し、国や府の支援策を踏まえた町独自の支援の必要性についても言及した。
新型コロナウイルスの影響から、町の経済は大きな打撃を受けており、特に地元の商工業者からはキャンセル続出の声が寄せられ、今後の影響を懸念する意見が多く出た。
町長は、観光やサポートの強化に向けた金融政策についても検討していることを示した。
また、議会では令和2年度予算の中で目立った項目が、町の花ひまわりと町の木ツバキの普及事業だった。
収穫活動や関連商品化についての検討が求められているが、具体的な進展は見られないとの声もあった。
これに対して、町長は普及活動の重要性を認め、さらなる取り組みの必要性を訴えた。
加えて、キャンプ場の管理運営事業についても議論された。
施設の解体予定があり、設計委託料が計上されていたが、その必要性や具体的な内容に対する疑問が示された。
今後、このキャンプ場については利用状況を含めた見直しが必要とされており、その調整が期待される。
総じて、与謝野町議会では新型コロナウイルスに起因する緊急対応策の重要性が再確認され、住民と地域経済を守るための具体的な施策が求められていることが浮き彫りになった。