第104回令和3年11月与謝野町議会臨時会が29日、与謝野町議会会議場で開かれた。
本日は、加悦地域認定こども園の工事契約変更等の議題が挙げられた。特に、与謝野町立加悦地域こども園の新設工事に関する専決処分報告が中心となり、その影響を議論する時間が確保された。
報告によれば、与謝野町立加悦地域こども園では施工中にさまざまな追加工事が発生した。町長の山添藤真氏は、「工事中、桜の木の撤去や駐車場へのガードレール設置の必要があったと説明した。また、現場で予期せぬことが起こり、契約の変更が必要になったとも述べた。」
特にガードレールの設置や交通誘導員の増員は、地域住民の安全対策として重視されている。交通誘導員の配置については「工事期間中に不安を感じる保護者や地域住民とともに良好な関係を維持することが重要」と強調された。これに対し、安達種雄議員は、なぜ最初から計画に含まれていなかったのかと問題を提起した。
また町長は、「子供たちの笑顔を守るためには、事前にプランを練ることが重要で、今後の改善が必要である」と再認識を促した。
さらに、議案112および113(保育所及び認定こども園条例の一部改正)も審議され、新園の名称や開園予定日が設定された。新園の名称「つばきこども園」は、地域の花木から名付けられた。また、開園予定日は来月の12月13日とされ、役所と保護者の意見が反映された経過が説明された。
岡議員や今井議員からは、「未成熟な事業進行に対する不安」を指摘し、保護者からの要望への配慮を求める声も多かった。特に通園の安全や環境に関しては、今後も緊密に対策が必要と思われる。