令和3年3月、与謝野町議会は定例会を開催した。
この会議では重要な特別会計予算案が多数審議され、すべて原案通り可決された。
特に、「令和3年度与謝野町宅地造成事業特別会計予算」についての質疑はなしとされ、採決においては全員賛成で可決された。
次いで「令和3年度与謝野町下水道特別会計予算」も同様に質疑なしで可決。
「令和3年度与謝野町農業集落排水特別会計予算」も、多田正成議長による采配で討論なしで通過した。さらには、介護保険や土地取得など、多様な予算案が執行部の説明を経て、同様に賛成多数で承認された。
議会は収納された全議案をスムーズに進行させる姿勢を見せ、予算については特に議員からの議論の必要性が感じられた。
また、与謝野町議会の会議規則改正案が提案され、男女の議員が活動しやすい環境整備や欠席事由の整備、請願者の利便性向上について説明された。
町長の山添藤真氏は、議会を通じて多くの貴重な意見や提言があったことに感謝し、次期年度に向けた施策への反映に努める意向を表明した。
本定例会においては、特に議論の中で「与謝野町染色センター条例改正」が承認されなかったことが目を引く。町長はこの決定を真摯に受け止め、今後の提案に生かす旨を述べた。
最後に、町長や議長は、退職を迎える職員への感謝の意を表し、今後の活躍を祈念した。町議会は住民の皆様へ向けた施策を多角的に考察し、施策の実行に繋げる姿勢を強調した。この議会の結果が今後の与謝野町の発展につながることが期待される。