令和2年3月の与謝野町議会定例会において、町長が基本的財政難について見解を示した。町の財政状況は厳しく、特に特別会計への繰入金が増大していることが問題視されている。
特別会計からの繰入金が膨らむことで、一般会計の財政基盤が脆弱になっていると認識されている。町長は「過去の行政改革の実施が不十分で、歳出規模が適切に制御されていない」と述べた。この点に関し、今後の取り組みとして、歳出規模の厳格な見直し及び効果的なサービス提供を進める必要があるとしている。
また、花粉症についても新たな予防対策が必要と高まっている。保健課では、花粉症の患者数の増加に対応し、免疫機能を保つための生活習慣の啓発を進めている。特に、セルフケアの重要性が強調され、適切な生活習慣の維持が促進されている。
議会では、介護に関する質問も多く寄せられた。介護施設の現状、職員の待遇、待機入居者の問題などが取り上げられた。特に、介護職員の待遇改善が課題となっており、月額給与の上昇を図る施策が必要とされている。町長は、今後も職員の能力を引き出す施策を進める意向を示した。
さらに、高齢化が進んでいる中での老老介護や認認介護の問題点についても多くの議論が交わされた。町は、これらのサービスを受けやすい環境を整備し、地域の支え合いの取り組みを進めていく考えを示した。