令和5年3月2日、与謝野町で定例会が開催された。
出席議員は全員で、町長の施政方針も示された。
町長、山添藤真氏は、今年度の施政方針を「ともに創る与謝野」と掲げており、ポストコロナ社会に向けた施策を推進することが強調された。
令和5年度の予算は118億1,100万円に設定され、今後の施策に関しては、地域の特性を生かした産業振興や子育て支援などが盛り込まれた。
出席した議員からは、町長施政方針に関する質問もあり、特に自治功労者の表彰についても議論された。
議案第5号では、自治功労者として長年の貢献をした議員2名が表彰される。この表彰は、地域行政における重要性を再認識させるものであり住民からも好評を博している。
さらに、紹介された第10号議案では、第2次与謝野町総合計画後期基本計画の策定について、町民の意見を反映させる施策が示された。
これにより、地域に密着した事業を推進する意義を町民に伝え、活気あるまちづくりの実現を目指すと述べられた。
また、また、議案第11号では、個人情報保護法に基づく新たな条例の設立が提案された。
個人情報保護により、議会が保有する情報の適正な取扱いを明確化し、住民の権利を保護することが目的とされている。
会議の最後では、国民健康保険についても数件の改正案が提出され、新たに出産育児一時金の増額が議論された。
山添町長は、政府の予算に基づく出産支援について、住民にとって安心の拠り所となることと思われている。
議案はすべて採決に進み、特に地域の声を大事にする内容が多く取り上げられた。
これにより、町全体が住民のニーズに応える体制を整えていく方針が確認された。