与謝野町は、令和2年11月16日に臨時会を開催し、3件の議案を審議しました。
主要な議案は、教育環境の改善と国民健康保険の補正予算に関するものであり、タブレット型端末とその充電保管庫の購入についても議論がなされました。これにより、新型コロナウイルス感染症対策として、地域経済や社会活動を活発化させる狙いがあるとされています。
山添藤真町長は「教育環境の充実は、今後の子どもたちにとって重要な課題であり、タブレット端末を1人1台提供することで、よりよい学習環境を実現する」と強調しました。議案第103号では、タブレット型端末を1,521台購入し、費用は1億3,280万8,500円であり、株式会社堀通信との契約が決まりました。
また、学校教育課長の柴田勝久氏は、タブレット端末の活用法を説明し、調べ学習や遠隔教育の重要性を語りました。「子どもたちはデジタルツールに精通しており、主体的な学びを促進する環境が求められている」と述べています。
議案第104号では、タブレットの充電保管庫に関する提案があり、76台の保管庫を導入する計画が報告されました。これにより、1人1台の環境を支えるための基盤も整備されることが期待されています。
さらに、国民健康保険特別会計補正予算についても審議され、ウイルス抑制機能を備えたエアコンが設置されることが決まりました。山添町長は、コロナ禍の中で早急な対応が必要であると説明しました。
最後に、議会は全ての議案を可決し、臨時会はスムーズに閉会しました。