令和3年6月の与謝野町議会定例会が開催され、重要な議題が審議された。議会は9時30分に開会し、出席議員は15名、議事がスムーズに進められることが確認された。
冒頭、議場での発言において、多田正成議長は新型コロナウイルス感染症対策について言及。感染拡大防止に向けた地域の取り組みを謝意と共に伝えた。特に、本町ではワクチン接種が進んでいるが、依然として感染症への警戒が必要であると強調した。
続いて、山添藤真町長は新型コロナウイルスに関する状況と町の取り組みを報告。特に、公共施設の休館や時間短縮について、町民の協力を求めた。町民の尽力に感謝し、引き続き注意を促す姿勢を示した。
今議会では、令和3年度一般会計補正予算が上程され、合計31件の議案が審議された。その中で、特に注目されたのは、財産区管理委員の選任や公平委員会の委員選任の議案である。町長はそれぞれの委員が最適任であるとし、全議案について慎重な審議を呼びかけた。
また、令和2年度与謝野町一般会計繰越明許費計算書の報告が行われた。詳細な事業の説明が行われ、利益を最大化するための取り組みが求められた。これに関連し、必要に応じた議案の追加も予告された。
このほか、今後の地域づくりに関する重要な方針として、常時参加型の住民との協働を目指すプロジェクトが議論された。山添町長は、住民の声を聞き、意見を反映させる重要性を再確認。向こう数年にわたり、持続可能なまちづくりのためのロードマップが描かれることを期待した。
最終的に、議会は多くの事項を円滑に承認し、6月21日までの今議会会期における活発な議論を約束。与謝野町の未来を見据えた活動が進められることが期待される。