令和元年6月7日、与謝野町議会は第87回定例会を開いた。
この会議では、森林環境譲与税基金条例の制定や、旧加悦町役場庁舎条例の制定について重要な議案が審議された。
山添藤真町長は、森林環境譲与税の目的を説明し、地方財源の安定的確保が必要であると強調した。特に、温室効果ガスの削減や災害防止の観点から、森林整備が重要であるとの見解を示した。森や木材の利用推進に向け、効果的な税金の使い方を検討する必要がある。
旧加悦町役場庁舎については、地域の歴史を保存し、観光資源として活用する計画が具体化している。古い建物の修復に伴い、観光案内所やコミュニティスペースとしての機能追加が提案されており、多くの議員から支持されている。谷口義明観光交流課長は、「街道の玄関口になる貴重な役割が期待される」と述べた。
また、石田地区での渇水対策として新たに基金を設置する条例案も登場した。これは、鳥取豊岡宮津自動車道による沢水枯渇への対応策として、堅実な維持管理が必要とされている。山添町長は、「この基金が地域住民の水環境保全に寄与する」と述べ、重要性を訴えた。
さらに、各種税条例の改正案も提示された。平野公規税務課長から説明された税条例改正では、新たに我が町の地域住民を考慮した非課税措置の追加が注目されており、児童扶養手当の支給要件を見直し、より多くの家庭に配慮する必要があるとした。
消防団員の出動手当についても見直しが行われ、特に長時間活動された場合の手当が増加される方針であり、これに対する要望は多くの議員から寄せられている。藤垣浩二防災安全課長は、「消防団の負担軽減に向けた重要な改正である」と強調した。
今回は計14件の議案が提案された。さらに、来月の会議では更なる審議が行われる予定であり、町の発展に向けた議論が続くこととなる。