令和4年6月29日、与謝野町議会では第109回定例会が開催され、重要な議案が議論された。
この会議では、令和4年度与謝野町一般会計補正予算(第2号)が中心議題であった。特に、家城功議員からは国からのコロナ交付金について質問があり、山添藤真町長は、物価の高騰に対する支援策として、生活支援、事業者支援、子育て世帯支援を行うことを強調した。
また、補正予算はコロナ禍における原油価格や物価高騰に対応するものであり、議員からは具体的な事業内容についての説明が求められた。家城議員は特に、町独自の事業があるかを確認し、山添町長は、業務支援交付金や子育て世帯の負担軽減を目的とした施策が計画されていると述べた。事務的な迅速さや正確さについても求められ、町長はその重要性を理解していると答えた。
議論の中で、杉上忠義議員は、特にガソリン代や電気代の上昇が町の経済に与える影響を指摘し、商工振興課長の三田大智氏は、中小企業のみが支援対象となることを確認した。このように、議員たちからの活発な意見交換が行われ、町の施策に対する透明性が求められた。
会議の最後には、全ての議案が原案通り可決される形で結ばれ、与謝野町の未来に向けた一歩が踏み出された。また、副町長の和田茂氏の退任にあたり、感謝の意が表され、町長は彼の貢献に深い感謝の意を示した。今後も地域の振興策が着実に進められることが期待される。