令和4年9月の与謝野町議会定例会では、複数の議案が可決された。注目されたのは、大切井堰改修工事の請負契約である。老朽化が進む大切井堰の改修は、農業用水の安定供給において重要な役割を果たしており、契約金額は1億8,116万100円に上った。
この工事は、去る9月5日に指名競争入札を行った結果、安田建設株式会社が落札した。この工事の完了は来年の3月31日を予定している。山添藤真町長は、「農業用水の確保は地域の食糧生産に直結する重要な案件である」と強調した。
また、与謝野町職員の育児休業等に関する条例の一部改正についても議論が交わされた。職員の育児休業制度の充実を図り、子育て支援を強化する狙いがあるとし、参加した議員からも賛同の声が上がった。
岩滝ふれあいセンターの条例の改正では、指定管理者制度の導入についての質問があり、田辺茂雄福祉課長は、「社会福祉協議会との継続的な連携を図りながら、この制度導入を通じて地域福祉の更なる拡充を目指す」と説明した。
与謝野町学童保育に関する条例の一部改正も可決され、急増する待機児童への対応が求められた。植田弘志社会教育課長は、「指導員の確保が喫緊の課題で、質の高い保育が行えるよう努める」とした。
さらに、消防ポンプ自動車の購入に関する議案も可決され、安達種雄議員はその必要性を訴え、地域の安全保障の観点からも重要であると述べた。このポンプ自動車の更新は、現消防団の活動に欠かせないもので、価格はおおよそ2409万円とされている。
今回の定例会では、多くの重要議案が承認され、与謝野町としての次の一手へと着々と進んでいる様子が伺えた。議会の運営と町の未来に向けた施策の展望が強く求められる中、今後の進展が期待される。