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与謝野町議会、個人情報保護法施行条例などの重要事項を可決

与謝野町議会は、個人情報保護法施行条例や第2次総合計画後期基本計画など、重要な議案を可決し、今後の町の施策が注目されています。
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与謝野町議会は、令和5年3月15日に定例会を開催した。この中で、さまざまな重要な議案が議題に上がり、特に「第2次与謝野町総合計画後期基本計画の策定」について議論が活発に交わされた。

会議では、浪江秀明議員が計画におけるジェンダー平等について質疑を行った。この基本計画では、自治体による女性や子供たちの人権を守る取り組みが強調されていたが、実際の女性登用の比率が低いことが問題視された。浪江議員は「これは本当にSDGsに則っているのか疑問だ」と厳しく批判した。これに対し、山添藤真町長は「私どもの与謝野町役場では、管理職の男女比率30%を目指している」とし、改善の努力を続ける意向を示した。

さらに、議案11号である「与謝野町個人情報保護法施行条例の制定」についても大きな関心が寄せられた。この議案に対して、賛否の声が分かれた。特に杉上忠義議員は条例の必要性を強調しつつ、国の方針が地方の自立性を奪うものであるとの懸念を表明。今年の国民健康保険の制度変更が行われた影響もあり、向こう数年は町民の保険税負担が増加する可能性が指摘された。

また、観光振興についても言及され、与謝野町では自然資源を活かした観光戦略を強化する必要性が訴えられた。安達種雄議員からは、地域の魅力を引き出し、交流人口を増やす施策の必要性が主張された。

議会では、個人情報の保護や観光振興といった多岐にわたるテーマが議論され、今後の町の方向性について真剣な意見が交わされた。今後も与謝野町は、このような重要な議案の審議を通じて、地域活動の振興や町民の権利を守る取り組みを続けることが求められている。

議会開催日
議会名令和5年3月与謝野町議会定例会
議事録
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