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与謝野町議会臨時会、重要議案を全会一致で承認

与謝野町議会は臨時会を開き、12件の議案を審議し全会一致で承認した。議長辞職後、新たに山崎良磨氏が議長に選任される。
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令和6年4月22日に、与謝野町議会の臨時会が開催された。全議員が出席し、重要な議案が次々と承認された。

議会の冒頭では、議長の宮崎有平氏が開会挨拶を行い、「花の盛りも過ぎ、行く春を惜しむ季節となった」と町の現状に触れつつ、議会運営への感謝を述べた。また、新たな議会の体制を決めるため、専決処分の議案などが審議された。

議案第35号として、町財産区管理委員の選任についてが提案された。山添藤真町長は、加悦財産区などの委員が任期満了となるため、区長から推薦された人々を選任する旨を説明し、「各氏とも人格高潔で最適任者である」と強調した。議案は原案通り承認された。

続いて議案第36号、与謝野町税条例の一部改正についても審議された。山添町長は、改正内容として、住民税の特別税額控除の新設や土地の固定資産税の負担調整の延長などを述べた。これに対し、吉岡素子住民税務課長が詳しい改正内容を説明し、議案も無事承認された。

また、議案第37号として、国民健康保険税条例の改正が上程された。山添町長によれば、課税限度額を引き上げ、低所得世帯の軽減措置を拡大する内容で、この改正についても承認を得た。

さらに、令和5年度の各特別会計補正予算も次々と承認され、特に一般会計補正予算については、歳出の中で重要な減額内容に関する詳細な審議がなされ、各議員からも意見が出た。永島洋視議員の質疑には、山口崇企画財政課長が改正の背景について説明を行った。

その他の議題として、議長辞職と新議長の選挙が行われた。新たに山崎良磨氏が議長に就任し、持続可能な議会運営のために必要な支援を求める発言をした。これに対し、議場からは賛同の声が上がった。

本日の臨時会は順調に進行し、最終的には、副議長として渡邉貫治氏が選任された。会議は午後1時37分に散会。次回は4月23日午前9時30分からの予定である。

議会開催日
議会名令和6年4月与謝野町議会臨時会
議事録
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