与謝野町の第99回定例会で新型コロナウイルス感染症の感染が拡大し、特に第3波が到来していることが議論された。町長の山添藤真氏は、全国の感染者が増加していること、特に高齢者が感染するケースが目立つと強調した。今後も町は、住民が協力し、感染防止策を徹底することが重要であると述べている。
また、クラスター対策についても議論され、多発する感染の政策的対応が必要であるとの意見が挙がった。これに対し、町長は適切な情報提供を行うとし、クラスター発生時の対応方針を確認しつつ、感染拡大を防ぐための取り組みを進める意向を示した。
特に、町内では第3波に伴い、オンライン相談会や地域の医療機関との連携を図り、接触確認アプリの普及促進にも取り組む必要性があるという指摘もされた。
さらに、HPVワクチンの接種状況も話題になり、定期接種対象者への情報提供が進められることが確認された。町長は、ワクチンの接種を促進するための支援を行う意向を示し、接種希望者には必要な情報を提供したいと考えていると述べた。
鈴木裕之議員が指摘したように、子宮頸がん予防としてHPVワクチンの推進が求められる中、町として住民への情報提供が重要とされている。これにより、不安を抱える親たちに間違った情報の防止と、正しい判断を促すための取り組みを進めることが強調されている。
時勢における課題もあるが、町全体では健康意識の向上を目指し、ワクチン接種の取組や、感染症対策の強化を進めていく意向を示している。