令和元年6月14日、与謝野町議会において第87回定例会が開催され、重要な議案や一般質問が行われた。
特に注目すべきは、「与謝野町森林環境譲与税基金条例」や「旧加悦町役場庁舎条例」といった新たな条例の制定についての議論である。
「森林環境譲与税基金条例」は、町民が負担する森林環境税を基にしたもので、議員からは税の課徴方法について異論が提起された。税務課長の平野公規氏は、町民からの年間負担が約1,020万円になることを明らかにし、この収入が町の森林整備にどのように生かされるかが焦点となっている。議員たちは、税収が森林整備に活用されることを求める声が多く、その必要性を強調している。
また、旧加悦町役場庁舎条例に関しては、観光拠点としての活用がテーマであり、観光交流課長の谷口義明氏は、開放的な観光施設としての位置づけを説明した。ここでは、手織りシルクコースターや組紐などの体験プログラムを実施し、訪れる人々に町の文化を体感してもらうことが狙いとされている。今井浩介議員は、研修室の使用方法についても言及し、観光体験を阻害しないような体制を求めた。
さらに、議会ではこども園の整備に伴い道路整備が必要との意見もあり、山崎良磨議員は、渋滞の懸念を示しつつも、必要に応じた道路整備の重要性を訴えた。これらの意見に対して、河邉新太郎議員や永島洋視議員からも補足意見があがり、それぞれが与謝野町の道路環境をより良いものにするための方策を議論している。
今後も与謝野町における税収とその分配の方法、観光振興策、道路整備計画等が重要なテーマとして取り上げられていくことが予想される。