令和2年6月25日、四万十市議会は定例会を開催した。
会議では、令和2年度一般会計補正予算や国民健康保険会計に関する議案など、26件の議案が一括して審議された。議長の小出徳彦氏は、質疑の受付を行ったが、質疑者は現れず、議案はすぐに委員会への付託に移行した。
議案の中でも、特に新型コロナウイルス感染症対応に関する、市民病院職員の特殊勤務手当を定める条例案についての関心が示された。市長の中平正宏氏は、コロナ対応に従事する職員に対しては、必要な支援を行う意義を強調した。
また、固定資産評価員の選任に関する議案があり、村上正彦氏や仙石邦彦氏など、評価員候補者が選出された。これらの手続きは、今後の市の財政運営に重要な影響を及ぼすことが期待されている。
さらに、議会の協議では、人権擁護委員候補者の推薦についても意見が求められた。助村通俊氏らが述べたように、人権問題に対する対応は非常に重要であるため、高い関心が寄せられた。このような議題を通じて、四万十市が抱える課題解決に向けた姿勢が示された。
議会は全日程を無事に終了し、今後の委員会審査が続くことが告げられた。次回も引き続き議題検討が行われる。議長は、出席した全員に感謝の意を示し、会議を散会した。