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国民健康保険税条例改正、影響は年間約4万7000円

令和5年3月四万十市議会定例会で国民健康保険税条例の改正が議論され、年間の負担増が約4万7000円になる見込み。
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令和5年3月14日、四万十市議会は定例会を開催し、主に予算案に関する議案を議論しました。

本会議では、令和5年度予算案や国民健康保険に関連する条例改正が重要なテーマになりました。特に、国民健康保険税の改定に関しては大きな影響を及ぼすと注目されています。

谷田道子議員が質問を提起し、四万十市国民健康保険税条例の一部改正について質疑を行いました。「均等割の増加があるため、国保加入者への影響は大きい」と述べ、一例として40代の夫婦と2人の子供がいる家族の負担増を具体的に示しました。この家庭では、年間で約4万7,700円の負担増が見込まれています。

また、条例改正によって見込まれる国保税の増収は約4,900万円とされており、これが市の財政にどのように寄与するのかが問われました。加用拓也市民・人権課長は、「軽減措置があるため、所得が少ない方には配慮している」と述べましたが、谷田議員はさらに詳細な軽減策の検討を求めました。

続いての議題である議員提出議案第1号も速やかに付託され、質疑は終了しました。議長の平野正氏は、今後の委員会審査に向けての開催日程を告知し、本日は散会となりました。市長の中平正宏氏や各部門長も出席し、忌憚のない意見交換が行われました。今後、市議会は市民の具体的な声を受け止めながら、より良い方向へ進むことを目指す方針です。

議会開催日
議会名令和5年3月四万十市議会定例会
議事録
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