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高齢者スポーツ振興と地域活性化議論が盛り上がる定例会

令和5年3月定例会では、高齢者スポーツの振興や大学誘致の補助金問題などが議論され、地域活性化の施策が求められた。
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令和5年3月定例会での一般質問では、地域に関する様々なテーマが取り上げられた。特に、高齢者スポーツの振興に関する意見が目立った。

上岡 正議員は、年々減少するゲートボールなどの高齢者スポーツ活動について尋ね、地域でのグラウンドゴルフの普及状況を聞いた。戸田生涯学習課長は、106名の登録者が存在し、11団体が活動していると答えた。また、上岡 議員は、練習場の確保が難しいとの声を示しつつ、ゲートボール専用施設の開放を提案した。

続いて、大学誘致における高額な補助金についても議論された。議員は、文科省からの認可が得られなかったことへの不満を表し、市が出した約4億円の補助金の返還可否について質問。中平 正宏市長は、常に問題解決に向けて具体的な対策を講じると述べた。国の狙いを考慮しつつ、地域課題を掘り下げた施策が期待される。

さらに、観光政策においては、バリアフリー環境が求められ、高齢者や障害者だけでなく、子育て世代にも配慮した観光地の整備が重要との意見が出た。金子 雅紀観光商工課長は、トイレや売店の案内板設置を提案し、SNSでの情報発信を強化することを明言した。

野良猫問題については、武田 安仁子育て支援課長が、地域住民からのニーズを踏まえた取組の重要性を強調。特に、地域猫活動が進められているが、課題ある未利用市有地での支援が求められた。

また、郷土資料室については、今後の取組を説明。展示ケースに博物館の企画展関連の情報を発信することで、地域振興や文化意識の醸成に貢献していくとのこと。区長や地域住民と連携し、郷土文化を共有することが目的である。

最後に、今後も市民との対話を大切にし、地域が抱える問題解決に向けた積極的なアプローチが各所から期待された。

議会開催日
議会名令和5年3月四万十市議会定例会
議事録
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