令和4年6月22日、四万十市議会は定例会を開き、一般質問と提案の理由説明が行われた。まず、鳥谷恵生議員が発言し、一般質問中に発生した発言の訂正について言及した。続いて、松浦伸議員が幅広い分野での魅力発信について質問し、四万十市観光大使の委嘱状況や予算についても確認した。観光商工課の金子雅紀課長は、四万十市観光大使に23名が委嘱されていることを述べ、観光大使としての活動のメリットを強調した。さらに、松浦議員は観光大使の新たな推薦者について尋ね、観光大使の役割について深掘りした。市長の中平正宏氏も関与し、観光大使の積極的な活動が地域振興に寄与する重要性を語った。
また、一般質問の中で、川渕誠司議員が新型コロナウイルス感染症対策や子ども家庭総合支援の取り組みについて質問。特に、感染拡大時の情報発信の重要性と小児ワクチン接種に関する認識を求めた。市長らは、情報発信の強化を図る方針を示し、ワクチン接種に対しても慎重であるべきとの意見を表明した。教育長の久保良高氏は、教育環境の充実に努めていると述べ、具体的な施策についても言及した。
議会終了後、松浦伸議員、川渕議員がそれぞれさらなる市の課題に対し提言を行った。彼等は特に地域の景観や教育環境の向上、観光資源の活用などが、地域活性化に繋がるとの見解を示した。