令和5年12月26日、高知市議会において重要な議案が可決された。
この日は、令和5年度の各種補正予算や条例の改正が一括して審議された。
予算決算常任委員長の大久保尊司氏が報告を行い、原案通りの可決を提案した。市第99号から市第107号までの補正予算案については、全員一致で原案の通り可決された。
特に、令和5年度高知市一般会計補正予算が重要であり、経済活動の回復を目指すものとして期待されている。また、国民健康保険事業特別会計補正予算も引き続き支持を受けた。
義務的経費が増加する中で、財政部長の澤村素志氏は、 "次年度以降の予算編成に向けた視点を持ちながら取り組む必要がある "と強調した。「予算案は地域社会にとって重大な意義を持つ」と語った。
さらに、総務常任委員長の浜口佳寿子氏による報告も行われ、職員給与条例や任期付職員の採用に関する議案が原案通り可決された。この改正が職員の士気向上に寄与することが期待される。
会議の終盤には、選挙管理委員会委員及び補充員の選挙も行われた。稲田良吉氏、宇都宮孝志氏、横山隆昌氏、竹村早苗氏が選ばれ、補充員には今西恵子氏ほかが指名された。今後の市政運営において、この新しいメンバーが果たす役割が注目される。
このように、高知市議会では予算案や条例改正がスムーズに承認され、次年度に向けた新たなスタートを切った。 議長の平田文彦氏は、「次回会議に向けて、地域のニーズに合った施策を検討してまいります」と述べた。