令和2年第477回高知市議会臨時会が開幕された。
この日の議題には、令和2年度の一般会計補正予算などが含まれ、すべて原案どおり可決された。議題が提出されると、予算決算常任委員長の吉永哲也議員が報告を行った。
具体的には、市第98号から市第101号までの議案が一括して審議された。市第98号は、高知市一般会計補正予算であり、大幅な支出が見込まれている。これに加え、市第99号から市第101号までの卸売市場事業や駐車場事業に関する特別会計補正も可決され、財政の健全な運営が期待されている。
吉永哲也議員は、「4つの分科会で詳細な説明を求め、審査結果は全員で賛成する形で原案の可決を決定した」と強調した。これに対し、議長の田鍋剛氏は質疑の時間を設けるが、質疑はなく議案は電子表決によって全議員一致で承認された。
その後、閉会に際して岡崎誠也市長が挨拶に立った。市長は新型コロナウイルス対策について言及し、「感染者確認の報告があったものの、迅速に対処している」と述べた。また今後の移動に伴う感染防止策を徹底する方針を示した。