令和4年第493回高知市議会臨時会が11月4日に開かれ、 重要な議案が審議された。
議案には一般会計補正予算や水道事業会計補正予算などが含まれており、 それぞれの議案が原案通り可決される評価を受けた。
市第108号議案については、予算決算常任委員長の岡崎邦子議員が報告し、原案を可決することが全員一致で決定された。
同様に、水道事業会計の補正予算も原案が可決された。
また、市第110号議案として提案された高知市放課後児童健全育成条例の改正案は、厚生常任委員会からの報告で原案可決が決定された。
この改正により、放課後の子供たちの居場所づくりが進む見通しとされている。
市長の岡崎誠也氏は、議案が全て原案通りに決定されたことに感謝の意を表すとともに、 コロナ禍による影響に対処するための施策に確認を与えた。
この施策には、住民税非課税世帯に対する支援が含まれており、生活への影響が大きいことが挙げられた。
岡崎市長は新年度の予算編成についても考えを述べ、 世情や経済に伴う厳しい状況を念頭に、持続可能な地域づくりに向けた施策の必要性を訴えた。
特に、税収の見通しが不透明な中での対応が求められている旨を強調する。
高知市では、オリックス・バファローズの日本一の活躍にも触れ、 その秋季キャンプに市民の参加を促した。
市長は地域の活性化に向けても積極的に支援を行っていく考えを示した。
総じて、今回の臨時会においては、新たな施策が具体化されることが期待され、 市民生活の向上に寄与することが目指されている。