令和5年3月20日、高知市議会において、令和5年度高知市一般会計予算の修正案が提出された。
この修正案は、複数の市議会議員によって提案されたもので、教育費と予備費の予算が見直される内容となっている。具体的には、教育費に関しては約40億円の増額が見込まれている。
提案内容には、特別支援学校向けの予算も含まれており、多様な教育を支援する姿勢が強調された。下本文雄議員は、「教育現場への投資が子どもたちの未来を豊かにする」と述べ、教育費の増額必要性を訴えた。
予備費については、当初予算で100,000千円が計上されていたが、59,900千円に修正されることが記載された。これに関して浜口佳寿子議員は、「無駄な支出を削減し、必要なところに資金を集中する意義がある」と強調した。
議会では、修正案に対する賛否が分かれる展開が見込まれている。島崎保臣議員は、「予算の見直しが必要だが、教育費の増額は急務だ」と語り、賛成の意思を示した。一方で、予備費の削減に懸念を示す意見も多くあり、これからの議論が進展することに期待が寄せられている。