令和2年第481回高知市議会定例会が開催され、会期は本日から12月25日までの18日間と決定した。
また、会議録署名議員として岡崎豊議員、甲木良作議員、神岡俊輔議員が選任された。この日の議会では、令和2年度高知市一般会計補正予算を含む市第129号から市第161号までの議案が一括して議題に上がった。
市長の岡崎誠也氏は、コロナウイルスによる影響について触れ、市民への事業支援や感染拡大防止策を強調した。特に、事業者支援給付金に関しては、申請件数が予想を下回っている現状を説明し、広報活動の強化を宣言した。
新型コロナウイルスへの対応として、ワクチン接種体制の整備についても触れ、今後の進捗に留意する意向を示した。特に接種を円滑に行うため、市町村の役割が重要であると強調している。
また、デジタル化の推進にも言及した。テレワーク環境の整備や情報セキュリティ対策の強化が具体的な施策として挙げられ、今後の取り組みへの期待が寄せられている。地域振興についても言及され、長浜・御畳瀬・浦戸地域には人口減少対策が急務であるとされ、魅力向上に向けた取り組みが求められた。
会議の最後には、本日の審議はここまでとし、12月11日に再開されることが決定された。本議会では多くの議案が審議される予定であり、市民生活に直結する重要な案件として、審査が進められることになる。