令和3年3月24日、高知市議会では、介護保険条例の改正に関する修正案が提出された。
提出者は、高知市議会議員の下本文雄氏、下元博司氏、島崎保臣氏、はた愛氏、細木良氏、迫哲郎氏、浜口佳寿子氏の7名である。
提出された修正案の内容は、条例第42号に基づき、保険料の改定を伴うものである。具体的には、介護保険料が引き上げられ、課税基準となる合計所得金額に基づく計算が行われる。
なお、分類された保険料については、第5条第1項の改正が主な内容であり、数多くの項目が金額において見直されている。例えば、34,080円から35,610円、51,120円から53,420円、61,340円から64,100円に引き上げられる。
そのほか、所得金額が零を下回る場合の取り扱いや、合計所得金額に関する条項も見直されている。下本氏は、この修正案の意義について、地域の高齢者支援のための予算確保を強調した。
また、浜口氏は、今回の改正が地域福祉向上に寄与することを期待する意向を示した。さらに、細木氏は、修正がスムーズに行われるように議会全体での協力を呼びかけた。
高知市では、今後の議会でこの修正案が審議される見込みであり、地域福祉の充実に向けた取り組みが注目されている。