令和3年第487回高知市議会の定例会が開催され、複数の議案が呈示された。主要な内容としては、一般会計補正予算や特別会計補正予算に関する議案が含まれている。この中で、ある議員が新型コロナウイルス感染症の影響について質問し、現在のワクチン接種状況やその課題が議論された。
特に、「戸田 二郎議員」はコロナワクチンの間隔短縮に関する意見を述べ、供給に対する懸念を表明した。市長の「岡崎 誠也氏」はワクチンの供給状況について国からの情報が不明確であることを指摘しつつ、必要な対策を講じていると応じた。
また、議員は鳥獣被害対策についても触れ、特に捕獲報償金の増額や、自称環境部長「島津 卓君」は農業被害の減少を目指す対策の重要性について強調した。
さらに、議会では桂浜公園の指定管理者についての議案も取り上げられ、応募があった業者が審査を受け、「株式会社 はりま家」が選ばれた。その理由には、観光振興や地域活性化の視点から、施設のリノベーション案が評価されたことがある。市長は、今後の桂浜の運営に期待を寄せている。
ただ、課題も残る。特に桂浜荘の休館後の対応として、従業員への支援金の配分に疑念が生じており、「寺内 憲資議員」は詳細な支払い状況の説明を求めた。市長は現在の状況について説明を行ったものの、支払額の不均一性が問題視された。
最後に、六泉寺町市営住宅についても議論された。都市建設部長は、耐震性や住環境の向上に向けて建て替えが必要であるとの認識を示し、今後の計画に期待がかかる。