令和4年第491回高知市議会臨時会が開催された。会議は、予算や条例に関する重要な議題が含まれており、市長からも様々な問題提起が行われた。
開会に際して、和田 勝美議長は会期を本日から7月29日までの3日間とすることを提案し、異議なく可決されました。次に、会議録署名議員の指名についても、特に問題はなく、岡崎 豊議員、甲木 良作議員、神岡 俊輔議員が指名されました。
重要な議題の一つは、令和4年度高知市一般会計補正予算に関するものであり、市長の岡崎 誠也君は補正の目的として、原油価格や物価高騰に対する市の支援を強調した。市長は両事象により、ハウス園芸への支援や公共交通利用促進策が盛り込まれたことを説明した。
議案のもう一つ、給与の特例に関する条例について市長は、個人情報保護に関連した不祥事により市の信頼が損なったことを謝罪し、自らの給与を30%減額すると共に、副市長の給与も20%減額する特例を提出することを説明した。この件について、議員からの厳しい質問があり、リスク管理体制や職員の研修状況に対する反省が求められた。
迫 哲郎議員は、今回の情報漏洩問題についての市の責任を問う質問を行い、その中で日頃からリスク管理研修を怠っていたのではないかと指摘した。市長もこれを受け止め、今後、市政に対する信頼を取り戻すための取り組みを強化する意向を示した。
岡崎市長は、国政の動向や地域経済の状況にも言及した。最近の選挙では投票率が向上しており、市民の選挙への関心が高まっていることを評価した。
また、新型コロナウイルス対策についても触れ、感染が拡大していることに警鐘を鳴らすとともに、ワクチン接種への協力を訴えた。市はワクチン接種をさらに推進し、特に高齢者や基礎疾患のある方々に対して接種を迅速に行う方針であると強調した。
今回の臨時会では、補正予算案と条例制定案が取り上げられ、いずれも重要な内容が含まれている。市議会は、議案を適切に審議し、次回の会議へと進むこととなりました。