令和3年第483回高知市議会定例会が、3月17日に開催され、多くの重要な議題が討議された。
市議会では、令和3年度の高知市一般会計予算をはじめ、各種特別会計予算についても審議が行われた。特に、岡崎市長が新型コロナウイルス対策の重要性を強調したほか、予算案には市民サービス向上を目的とした施策が数多く盛り込まれていることが市長から説明された。
その中でも特に注目されたのは、岡崎市長が再度強調した地域共生社会の実現である。市長は、\"誰一人取り残さない\"施策を徹底するとし、新部局の設置やデジタル化による業務の効率化が重要であると述べた。
議会内では、横山公大議員が新しい行政機構の方向性について質問し、岡崎市長は、デジタル行政を推進するための体制を構築すると回答した。特に、デジタル化が進めば市民サービスの向上が見込まれると説明した。
また、この定例会では、特に若者スポーツの振興についての議論も盛んであった。横山議員は、プロボクサーの福永宇宙選手について言及し、市としてスポーツの振興及び支援を強化する必要性を訴えた。岡崎市長は、福永選手の活躍が地域活性化に繋がるとし、絶え間ない支援が行われるべきとの考えを示した。
さらに、高知ユナイテッドSCに代表される地域のプロスポーツチームへの支援も大きなテーマとして取り上げられた。市長は、地域促進、経済波及効果を期待しつつ、今後の具体的な支援策を検討していくことを約束した。
文化行政に関しても、岡崎市長は、文化振興関連事業に対する投資が高知市の発展に寄与することを強調した。加えて、当市が運営する公共施設の利用促進に向けた施策も検討されており、その結果として市民の幸福度向上が目指されている。